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宅建の平均受験回数は?何回も受けないようにするためのポイント

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悩む人
宅建の平均受験回数ってどれくらい?あまり何回も受けるのは避けたい。

本記事では上記のような疑問を解消していきます。

本記事でわかること

・宅建試験の平均受験回数
・宅建に受験回数少なめで受かるポイント

宅建に一回で受かるに越したことはないですが、現実的には受験回数を重ねているという人もいらっしゃいます。

平均受験回数を知って実際の難易度を把握し、今後の学習計画を立てていくことが大事です。

そこで本記事では、宅建合格済みの筆者が、宅建の平均受験回数について紹介しつつ、なるべく少ない回数で受かるためのポイントを説明していきます。

宅建の平均受験回数はどれくらい?

宅建の平均受験回数は約2回

宅建の平均受験回数は約2回とされ、1回で受かる人が40%から50%ほどいる一方、2回以上受けるという人も約半数いると言われてます。

1回で受かる人は多いものの、2回、3回で受かる人も多く、平均値としては約2回くらいになるという計算です。

実際、上記の通り、フォーサイトの公式サイトにある合格体験記を見ると、1回で受かった人がかなり多く、次いで2回、3回と続いていることがわかります。

⇒フォーサイト公式サイトで合格体験記をチェック

しっかり勉強すれば1回で受かることも十分可能なので、最初から2回受けるということを覚悟する必要はありません。

宅建に1回で受かるのは難しい?

1回で受かる人の割合は多いのですが、合格率は10%半ばから後半で推移していることからも、1回での合格は容易ではありません。

受験回数が2回目、3回目の人も多いため、そういう人達との競争に勝つ必要もあります。

また、年々市販の教材や通信講座などで受験対策の蓄積がありますから、試験問題も徐々に難しくなってきているとも言われてます。

実際、筆者が受かった当時だと、市販の過去問集は10年分が一般的でしたが、近年では12年分がほとんどです。

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受験回数を重ねてまで受けたほうがいいのか?

ここまで聞くと、宅建は受験回数が多くなりそうで、思っていたより難しく、コスパが良くないと感じてしまう人もいるのではないでしょうか。

できれば、仕事しながらサクッと1回で取りたいですよね。

しかし、宅建は独占業務があること、宅建業を行う企業は宅建の資格保持者が5人に1人以上いなければならないという決まりがあるということからも、転職市場にて資格の価値が衰えることがありません。

資格手当のある企業も多く、資格を取るだけで昇給できる可能性が高いです。

宅建を開業することも可能であり、独立志向の人も適してます。

難関資格の1つではありますが、難しすぎず簡単すぎずで、かつ、転職にも独立にも使えるということで、宅建ほどコスパの良い資格はそうそうありません。

一生使える資格を求めているなら宅建は大変おすすめです。

宅建で受験回数が増える要因と改善策

十分な勉強時間を割けてない

本試験までに十分な勉強時間を割けていないと、合格に必要な実力が身に付かず、受験回数を重ねてしまいます。

宅建に受かるには300時間から400時間くらい必要とされてますから、それより極端に少ない勉強時間だと落ちる可能性が高いです。

数週間とか短期間で詰め込んで受かるような試験ではありません。

少なくとも本試験の3ヵ月前から、できれば半年前から計画的な学習をしていくことをおすすめします。

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学習範囲を広げ過ぎている

かなり勉強したのに受験回数が多くなってしまっている場合、1つの要因として、学習範囲を広げ過ぎている可能性があります。

本試験には難問奇問が出題されることも毎年ありますが、そうしたマイナーな論点を取れないからといって受からないというわけではなく、合否を分けるものではありません。

それよりも、合格者の多くが得点するような重要論点を着実に取っていくことのほうが最優先事項です。

マイナーな論点を追いかけすぎると、基礎が疎かになりがちで、結果的に得点力は上がらず、逆に下がることも少なくありません。

宅建は基本ができていれば受かる試験です。

マイナーな論点の知識はやみくもに増やさず、重要論点に関する知識の精度を上げるほうに集中しましょう。

過去問演習が足りていない

どこまで学習したらいいかわからないという人は過去問に絞ったアウトプットをおすすめします。

宅建は過去問をしっかり解いておけば合格ライン付近には達する試験です。

過去問を解いていくうちに、よく出る論点の傾向がつかめますし、本試験での問われ方も把握できます。

合格するような人は過去問をやり込んでいることが多く、過去問をやっておかないと不利になります。

過去問演習は数回行ったくらいでは足らず、個人的な経験からすると、5周以上はしたほうがよいです。

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宅建業法と民法の得点が低い

宅建業法と民法(権利関係)は配点が割合的にかなり大きく、これらの得点力が低いと、なかなか安定して合格できません。

具体的には、宅建業法は20点中18点以上、権利関係は14点中9点以上取りたいところです。

模試に関しても、1回良い点を取ったからと満足せず、何回受けても目標点を上回るようにしましょう。

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そもそも独学を苦手としている

「宅建を何回か受けたが合格しそうにない」、「独学で受かるイメージがわかない」という場合は、そもそも独学自体が苦手という可能性があります。

法律学習や資格の勉強が始めてで、どのように進めていけばいいか検討がつかない場合は通信講座の受講をおすすめします。

通信講座なら教材・カリキュラム通りに進めていけば自然と合格ラインに近づけますし、人気講師のかみ砕いた講義によって理解も深まります。

独学では自信がないという人は通信講座で効率的に学習を進めましょう。

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まとめ

今回は宅建の平均受験回数を中心に紹介させていただきました。

宅建の受験回数を増やさないためのポイントは以下の通り。

・十分な勉強時間を割く
・学習の手を広げ過ぎない
・過去問で学習範囲を絞る
・宅建業法と民法は落とさない
・通信講座の受講も検討する

宅建は基本的に年1回なのでその受験機会を落とすと、また膨大な勉強時間を必要とし、プライベートも削られてしまいます。

なるべく1回で受かるためにも、本試験までの学習計画を入念に立てて、その通りに勉強していくようにしましょう。

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  • この記事を書いた人

エムツー

行政書士事務所の代表・フリーランスのライター・ブロガーとして活動中 | 不動産業界未経験から宅建に一発で合格 | 本ブログでは宅建の勉強法や教材・講座選びなど役立つ情報を提供していきます | 執筆・相互リンク等のご相談はお気軽にお問い合わせください ※本サイトはPRを含みます | ⇒執筆者情報

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