「宅建業法の勉強はかなりしてるのに得点が伸びない」
「宅建業法の問題でケアレスミスが多い」
宅建業法の勉強が思うように進まず悩んでいる人は少なくないのではないでしょうか。
宅建業法は配点が一番大きい分野で、得点できないと合格できないので、不安になりますよね。
私も宅建業法は苦手で、得点もなかなか伸びませんでしたが、勉強法を改善していき、本試験では19点取れました。
そこで本記事では、私自身の体験も踏まえて、宅建業法の攻略について説明していきます。
宅建試験における宅建業法とは?
本章では、宅建試験における宅建業法について説明していきます。
配点
宅建試験において宅建業法は50点中20点分を占めており、配点としては40%の高い割合です。
そのため、宅建業法を捨てるといったことは難しく、合格するには宅建業法は避けて通れない分野といえます。
目標得点
宅建業法の目標得点は、できれば満点ですがそれは難しいので、20点中18点を取れるようにしましょう。
最低でも16点以上取れるようにしておく必要があります。
宅建受験生の皆さんのツイートを見ていると、この時期から「法令上の制限」に多くの時間を割いている人が多いのに驚きます。
完全な暗記分野で、覚えてもすぐ忘れるので、時間のかけ過ぎは厳禁です。
理解を要する「権利関係」や、満点を目指すべき「宅建業法」のマスターを優先しましょう。#宅建
— 保坂つとむの宅建合格塾 (@hosaka_takken) April 18, 2021
宅建業法で8割ほど安定的に取れるまでは他の科目に力入れすぎないことも大事です。
模試などで15点以下が続くという場合は、実力不足なので、本試験までに仕上げるようにしましょう。
頻出項目
宅建業法は基本的に満点を狙いにいく必要があるので、どれかを落としていいとか、どこかを重点的に勉強すればいいというものではありません。
ただ、宅建業法の中でも特に重要で、頻出項目なのは以下の論点です。
「重要事項説明書」
「37条書面(契約書)」
「自ら売主制限(8種規制)」
「免許」
これらは頻出項目で、実際の不動産業の実務でも大切な項目です
参考:オンスク「大事な得点源!宅建業法は4つの頻出項目を攻略せよ|私の宅建おすすめ勉強法」
必ず出るといっても過言ではないので、しっかり勉強し、落とさないようにしましょう。
宅建業法の攻略法
本章では、宅建業法の攻略法について説明していきます。
過去問を完璧にする
宅建業法は出題される論点がある程度決まっていて、過去問でも出尽くした感があります。
過去問を完璧にしておけば、宅建業法は9割前後取れるようになるので、本試験までに過去問は完璧にしましょう。
過去問は完璧にするまで何回も回すことが大事です。私自身の経験からすると、最低でも7回から10回は回した方がいいと思います。
人によってはテキスト中心の勉強法をとっているケースもあると思いますが、テキストだけだとアウトプットが難しく、問題がちょっとひねられただけで間違える可能性があります。
本試験の問題傾向をつかむ意味でも過去問はしっかり解いておきましょう。
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制度趣旨を理解する
宅建業法はわずかなミスが失点につながり、問題もひっかけが多いので、他のジャンルよりも知識の精度が求められます。
ただ、テキストや過去問を丸暗記しているだけでは安定して高得点は取れません。
ケアレスミスを防ぐためには、制度趣旨を理解したうえで回答することが大事です。制度趣旨を理解していれば、知識の精度が上がり、ケアレスミスも防止できます。
日頃から過去問を解く時も、ただ正誤判断をするだけではなく、理由付けも思い出したうえで回答する癖をつけておきましょう。
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知識の混乱にはまとめ本を活用する
宅建業法を勉強しているが知識が混乱してきて困っているという場合は、まとめ本・整理本を利用するのもおすすめです。
まとめ本は図表を中心に論点を整理していくので、ビジュアルで理解できます。
復習も効率的にできるようになるため、直前期にも重宝します。
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宅建業法の独学が無理なら通信講座を受講する
宅建の勉強をかなりしたが、宅建業法が伸び悩んでいるという人は、通信講座の受講もおすすめです。
通信講座では、講師がわかりやすく宅建業法の仕組みを解説してくれるため、理解がより進むはずです。
市販の教材では宅建の学習が進まないという場合は通信講座の受講を検討しましょう。
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まとめ
今回は宅建業法について解説させていただきました。
宅建に合格するうえで宅建業法は避けて通れず、満点近く取るくらいじゃないと厳しいです。
苦手意識があるなら本試験までに必ず克服しておくことが大事です。
過去問で宅建業法の問題を数多く解きつつ、テキストやまとめ本なども使いながら理解重視の勉強をしていけば、満点近く取れるようになります。
宅建業法はひっかけ問題が多いです。本番でケアレスミスをしないよう日頃から問題演習を多めにこなしておきましょう。
※当ブログでは宅建に関して役立つ記事を多く載せてますので他の記事も併せてご覧ください。
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