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「わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600」徹底レビュー!

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悩む人
宅建をわかって合格(うか)るシリーズの一問一答集で勉強しようと思っている。TACの問題集だし良さそう。でも実際使った人の感想を聞いておきたい。

本記事は上記のような疑問を解消していきます。

本記事でわかること

・「わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600」のメリットとデメリット
・「わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600」と他の過去問集との比較

「わかって合格(うか)る」シリーズで宅建の学習を考えており、一問一答集も同じシリーズにしようと考えている人も少なくないのではないでしょうか。

大手予備校TACが出版する一問一答集ということで内容的にも信頼できそうですよね。

本記事では、宅建合格済みの筆者が実際に読んだ上で、「わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600」を詳しく紹介していきます。

「わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600」とは?

「わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600」の特徴

・過去問を分析して厳選した最重要ポイント600肢
・正解肢にするために修正すべき内容を明記
・「理解に裏付けされた知識を得る」姿勢を育むことを目的

「わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600」は大手予備校TACの「「わかって合格(うか)る」シリーズにおける一問一答集です。

問題数は600問と一問一答集としてはやや少なめですが、解説がわかりやすく、解答テクニックが身に付くよう工夫されてます。

重要論点を理解重視でアウトプットし、確固たる基礎力を身につけていきたいという人に大変おすすめです。

次章以降にて「わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600」のメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

「わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600」のメリット

頻出600問を厳選

本書では、合格に必要な頻出の600問が厳選の上で掲載されており、効率的な重要論点の学習が可能です。

1肢1分と仮定して、600分=10時間。2日から3日という短い期間で本試験の全範囲をチェックできるように作られてます。

問題文には正誤判断の上でポイントとなる箇所に下線が引いてあるため、どこに着目して問題を解くべきかの練習にもなるでしょう。

肢切りテクも習得

本書の解説部分には、肢切りテクという形で、肢をどう切っていくべきかのテクニックも記載されてます。

具体的には、「誤り」が正解となる問題では「どの語句」を「どんな語句」に変えると、正しい選択肢となるのか、について、その理由とともに明解に解説されてます。

解説を何回読んでもなぜこの選択肢が誤りなのかわからない、という経験があるという人も少なくないのではないでしょうか。

解説を読むのに時間をかけすぎず、かつ、知識の精度を上げつつ、テンポよくアウトプットしていけるでしょう。

問題ごとに重要度ランク

個々の問題は、重要度(A・B・C)を分けられており、優先度をつけて学習を進めることができます。

加えて、問題を以下のように類型化。

ポイント

「覚える」:「マル」の肢なら問題文自体を、「バツ」の肢なら解説文を知識として覚えます。
「理解」:重要論点のため、なぜそうなるのかといった理由まで理解します。
「ひっかけ」:一読しただけでは気づきにくいワナがあります。引っかからないよう注意が必要です。
「比較」:同じようなほかの制度と比較しつつ、違いを理解します。

単に重要度の高い、低いだけでなく、個々の論点とどのように向き合うべきかについてもフォローしてくれます。

コンパクトサイズ

本書は新書判に近いコンパクトサイズであり、持ち運びに便利です。

仕事や家事などで忙しい場合、電車での移動中などのスキマ時間を使って学習していくことで、勉強時間の捻出ができます。

分厚いテキストや過去問だと携帯は大変ですが、本書なら負担なく持ち運べて手軽に読めるはずです。

テキストへのリンクあり

本書には「わかって合格る宅建士 基本テキスト」とのリンクが記載されており、わからない部分があってもすぐにテキストの該当箇所を読めるようになってます。

本書は一問一答集ながら解説も充実しているほうですが、それでもより理解を深めようとなったらやはりテキストを再度熟読するのが効果的です。

テキストのリンクを参照することで、テキストの復習も効率的に行えるでしょう。

「わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600」のデメリット

やや問題が少ない

本書は問題数が600収録されていて、一問一答集としてはやや少ない部類です。

ですので、本当に重要な過去問だけ収録しているものと考えたほうがよいでしょう。

逆に言えば、学習初期にとりあえず重要過去問を押さえるという目的には最適な1冊と言えます。

本書だけで合格を目指すのは現実的ではなく、過去問もしっかり解くようにしましょう。

アプリ版などはない

本書は紙媒体の本だけで、アプリ版などはありません。

他の一問一答集には、アプリ版や音声ダウンロード版などもあり、本を読む以外の学習も可能です。

スマホ学習や音声学習にも興味があるなら他の一問一答集もチェックしてみることをおすすめします。

「わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600」と他の一問一答集との比較

「わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600」と他の一問一答集とを比較すると以下の通りです。

問題数学習アプリ音声DL価格
出る順宅建士 逆解き式! 最重要ポイント555555無し有り2,090円
出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集1,000有り無し2,090円
ユーキャンの宅建士 これだけ! 一問一答集800有り(別売り)無し1,980円
わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600600無し無し1,980円
パーフェクト宅建の一問一答1,000無し無し1,980円
合格のトリセツ 頻出一問一答式過去問題集727有り無し2,200円

問題数が1,000問ある一問一答集もある中、本書は600なので、やや少ないほうです。

網羅性に関してはやや劣るものの、問題数が多いとそれだけ時間がかかってしまい、過去問演習へ移行するのが遅れてしまうリスクもあります。

ですので、重要過去問だけを押さえればいいという場合には適していると言えます。

アプリ版や音声ダウンロードなどはないので、希望される人は他の一問一答集をチェックしてみましょう。

「わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600」での学習に限界を感じたら

本書は頻出論点を厳選してて、解説も初学者に配慮した作りとなってますから、しっかり基礎固めができる1冊と言えます。

過去問を解く前の1冊として最適ではないでしょうか。

ただ、問題数としては多くないので、これだけで合格ラインを目指すのは厳しいでしょう。

本書を解いてみたけど全然解けない、何回も同じような間違え方をする、といった場合は通信講座の受講もおすすめです。

独学だと理解不十分となりがちですが、通信講座なら講義を視聴して重要論点に関してじっくり理解を深めることができます。

独学では厳しそうだなと感じたら早めに通信講座受講を検討してみましょう。

まとめ

「わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600」のポイントは以下の通りです。

・頻出の600問を厳選
・肢切りテクなど解説も充実
・コンパクトサイズで携帯しやすい
・テキストへのリンクあり
・ボリュームは多くない

合格に必要な基礎と、問題を解く上でのテクニックを効率的に学べておすすめです。

学習初期の基礎固めと、直前期の復習などにいろんな用途に使えるので重宝すると思います。

ぜひ本書を使って宅建合格を勝ち取りましょう。

  • この記事を書いた人

エムツー

行政書士事務所の代表・フリーランスのライター・ブロガーとして活動中 | 不動産業界未経験から宅建に一発で合格 | 本ブログでは宅建の勉強法や教材・講座選びなど役立つ情報を提供していきます | 執筆・相互リンク等のご相談はお気軽にお問い合わせください ※本サイトはPRを含みます | ⇒執筆者情報

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