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「出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集」徹底レビュー!

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悩む人
宅建を出る順シリーズの一問一答集で勉強しようと思っている。ボリュームもあって良さそう。でも購入前に実際使った人の感想を聞いておきたい。

本記事は上記のような疑問を解消していきます。

本記事でわかること

・「出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集」のメリットとデメリット
・「出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集」と他の過去問集との比較

人気の「出る順」テキストを使っていて、同じシリーズの一問一答集も利用してみようと考えている人は少なくないのではないでしょうか。

本書は1,000問とボリュームがあり、テキストから過去問への橋渡しとしても最適な1冊と言えます。

本記事では、宅建合格済みの筆者が実際に読んだ上で、「出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集」を詳しく紹介していきます。

「出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集」とは?

「出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集」の特徴

・合格直結の厳選良問を1000問収録
・学習アプリ『ノウン』でも学習可
・姉妹本『合格テキスト』にリンク付き

「出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集」は大手予備校LECが出している「出る順」シリーズにおける一問一答集にあたります。

一問一答集としてはボリューム満点の1,000問を掲載。

学習アプリ「ノウン」によりスマホで学習できるのもうれしいですね。

次章以降にて「出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集」のメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

「出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集」のメリット

オリジナルの1,000問を収録

本書では、大手予備校LECの長年にわたる試験分析を踏まえた1,000問が収録されてます。

30年以上もの過去問を徹底分析した上で本当に合格に必要な問題を厳選。

試験範囲をくまなくカバーしているので、論点の漏れを心配する必要がありません。

スマホで学べるアプリもある

本書では、NTT子会社が開発した学習アプリ「ノウン」が提供されており、スマホアプリから本書と同じ1,000問を解けます。

AndroidとiOSに対応し、スマホやタブレット、パソコンにて利用可能。

アマゾンのレビューでも、このアプリを利用した人の声が多く見受けられ、その動作や操作性は好評でした。

スマホアプリなら通勤電車内など外出中でもスキマ時間を見つけて手軽に学習ができるでしょう。

現状、アプリのある宅建教材はかなり少ない中、本書の学習アプリは大きな強みです。

テキストとのリンクあり

本書には解説部分にテキストの参照先が明記されています。

それも1問ずつなので、疑問点や不明点等があった時にすぐ参照可能。

テキストの復習を効率的に行うことで、学習はよりスムーズに進むでしょう。

ハンディサイズで携帯しやすい

本書はハンディサイズ(コミック本くらい)であり、薄くて軽く、外出先でも携帯しやすいです。

テキストや過去問となるとかなり分厚く、持ち運びに苦労しますが、本書なら持ち運びの負担は少ないでしょう。

片手で持っても全く重さを感じませんでした。

360度広げることも可能

本書は360度広げることができるよう特別製本の仕様です。

実際問題、薄くて軽い本だとしても、ページを開き、片手で読むのは大変ですし、答えの部分を隠すのも難しいと思います。

しかし、本書なら360度広げることで、通勤電車内などでも片手で勉強しやすいでしょう。

赤シートも付属

本書には赤シートも付属しており、暗記作業や知識のチェックをがっつりしたいという場合にも適してます。

加えて、問題の部分にチェックボックスもありますから、〇△×などを記入して、復習すべき論点を重点的に学習できるでしょう。

Kindle版もある


本書にはKindle版も発売されており、スマホで学習することも可能です。

アプリもあるので正直Kindle版を買う必要があるのか微妙なところではありますが、数少ないKindleの宅建教材として貴重だと思います。

なお、Kindle版だとアプリは付属しないので注意してください。

「出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集」のデメリット

答えが見えやすい

答えがページの中央付近にあり、問題を解いている際に見えやすいなと感じました。

答えを隠す手間がかかってしまい、ちょっと煩わしく感じるかもしれません。

なお、その答え自体は赤シートで隠せる仕様となってます。

ヒントが余計?

問題文の下に問題を解く上でのヒントが記載されています。

どの点が問われやすいのか、というのを把握する上では有益ですが、人によってはヒントがあるのは余計と感じかもしれません。

自分の実力をしっかり把握したいならヒントなしで解くようにはしたいところです。

ただ、学習初期はどのように問われるのかよくわからないケースもあるかと思うので、こうしたヒントも見つつ、アウトプットしていったほうが効率的だとは思います。

なお、このヒントも赤シートで隠すことができます。

解説はシンプル

本書での解説はシンプルであり、基本的には要点を簡潔にまとめた形です。

テキストを読まずに本書だけで勉強しようとすると、あまり実力は付いていかないでしょう。

ですので、論点を深く理解したいという場合はテキストに戻って熟読することをおすすめします。

本書はあくまで復習用、直前チェック用という目的で使うようにしましょう。

「出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集」と他の一問一答集との比較

「出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集」と他の一問一答集とを比較すると以下の通りです。

問題数 学習アプリ 音声DL 価格
出る順宅建士 逆解き式! 最重要ポイント555 555 無し 有り 2,090円
出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集 1,000 有り 無し 2,090円
ユーキャンの宅建士 これだけ! 一問一答集 800 有り(別売り) 無し 1,980円
わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600 600 無し 無し 1,980円
パーフェクト宅建の一問一答 1,000 無し 無し 1,980円
合格のトリセツ 頻出一問一答式過去問題集 727 有り 無し 2,200円

問題数は1,000問ということで一問一答集としてはトップクラスです。

学習アプリがあるというのも本書だけで独自の強みとなってます。

強いて言えば、一問一答集で1,000問は多すぎるというケースもあるかと思います。

重要論点だけをサクッとアウトプットできればいいというなら他の一問一答集もチェックしてみましょう。

「出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集」での学習に限界を感じたら

本書はオリジナルの1,000問というボリュームに加え、学習アプリもあるなど、一問一答集としてはかなりおすすめの1冊です。

ただ、解説はややシンプルなので、理解を深めるにはテキストなどでじっくり学習する必要があるでしょう。

テキストを読んで本書を解いてみたけど、全然解けない、解き方がわからない、といった場合は通信講座の受講もおすすめです。

通信講座なら質の高い講義で理解を深めることができますし、問題演習講義などもあるので、1問1問について講師による解説講義を受けることができます。

通信講座については下記の記事もぜひ合わせてご覧ください。

まとめ

「出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集」のポイントは以下の通りです。

・充実のオリジナル1,000問
・学習アプリでスマホ学習
・ハンディサイズで携帯しやすい
・360度広げて片手で読める
・赤シートも付属

オリジナル1,000問というボリュームで、試験範囲を網羅的にカバーしており、過去問集への橋渡しとしては最適な1冊です。

学習アプリがある教材としても貴重であり、スマホでスキマ時間を使って学習したい人もぜひチェックしてみることをおすすめします。

ぜひ本書を使って宅建合格を勝ち取りましょう。

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  • この記事を書いた人

エムツー

行政書士事務所の代表・フリーランスのライター・ブロガーとして活動中 | 不動産業界未経験から宅建に一発で合格 | 本ブログでは宅建の勉強法や教材・講座選びなど役立つ情報を提供していきます | 執筆・相互リンク等のご相談はお気軽にお問い合わせください | ⇒執筆者情報

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