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「宅建合格塾 完全要点マスター」徹底レビュー!

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悩む人
宅建をパーフェクト宅建シリーズのまとめ本で勉強しようと思っている。効率的に復習できそうで良さそう。でも実際使った人の感想を聞いておきたい。

「宅建合格塾 完全要点マスター(旧:パーフェクト宅建の要点整理)」は宅建教材の中でも数少ないまとめ本・要点整理本の1つです。

宅建学習が進めば進むほど、細かい数字や似たような論点が出てきて混乱しますが、まとめ本・要点整理本を使えば、知識の整理が一気に進みます。

本記事では、宅建合格済みの筆者が実際に読んだ上で、「宅建合格塾 完全要点マスター」を詳しく紹介していきます。

「宅建合格塾 完全要点マスター」のメリット

重要ポイント205項目を厳選

本書では、合格する上で必要な重要ポイント205項目が収録されています。

宅建学習が進んでくるとメジャーな論点だけでなく、マイナーな論点も覚えてきますが、何が重要なのかわからなくなってきて、基礎知識があやふやになることがあります。

そんな時でも本書を使えば、重要項目を再確認することができるでしょう。

また、テキストや過去問で総復習するとなると、かなりの日数がかかってしまいますが、本書なら数日以内で1周できるボリュームなので、直前期にかなり重宝します。

豊富な図表でわかりやすい

本書での解説は、文字ではなく、図解や図表中心となってます。

宅建の学習では、細かい数字や、似たような制度がたくさんあり、勉強が進めば進むほど混乱してしまいます。

試験でもそうした点がひっかけ問題として出題されることが多いです。

例えば、不動産取得税と固定資産税など混同してしまいがちな論点も、比較表にてまとめられていてわかりやすいなと思いました。

図解や図表として覚えれば、頭の中でイメージがしやすく、知識の整理がつきます。

また、文字だけの構成だと、読むのに時間がかかってしまいますが、図解・図表中心の本書なら短期間で1周できるでしょう。

実際、筆者も本書を本試験前日に1周したことで、基本論点を効率的に総復習でき、結果合格することができました。

文字だけの学習は苦手という人にもおすすめです。

項目が見開きで完結

本書では、左ページにテキストでのまとめ、右ページに図表、といった形で、1つの項目が見開きで完結する構成となってます。

全体的にレイアウトに統一感があって見やすく、ストレスなく読み進めることができるはずです。

また、出題頻度のパーセント表示により重要度が把握できて学習計画が立てやすくなってます。

学習初期は重要論手だけ、慣れてきたらマイナー論点や苦手な論点も学習する、といった感じで進み具合によりメリハリの利いた学習ができるでしょう。

「宅建合格塾 完全要点マスター」のデメリット

全てを網羅してるわけではない

本書は情報量自体は充実してますが、全ての論点を網羅しているとは言えません。

本書だけで合格したという口コミも確認できませんでした。

ですので、本書だけで宅建合格を目指すのは大変厳しいでしょう。

あくまで重要論点の確認、知識の整理といった限定的な目的で利用することをおすすめします。

理解を深めるのは難しい

本書は文字での解説は少なめであり、図表中心のまとめなので、理解を深めるという使い方には適しません。

ですので、テキストを読まず、最初から本書をテキスト代わりに使ってしまうと、理解不足となって、得点力もアップしていかないと思います。

テキストを熟読し、一問一答集や過去問集である程度アウトプットが進んだ後に、本書で復習や知識の整理をするという流れがよいでしょう。

「宅建合格塾 完全要点マスター」と他のまとめ本との比較

「宅建合格塾 完全要点マスター」と他のまとめ本とを比較すると以下の通りです。

タイプ ページ数 Kindle版 価格
宅建合格塾 完全要点マスター 図表多め 444ページ 無し 2,420円
スッキリうかる宅建士 30日完成 超最速ナビ 図表多め 424ページ 無し 1,980円
ケータイ宅建士 一問一答 320ページ 無し 1,540円
まる覚え宅建塾 テキスト 347ページ 無し 1,870円
どこでも宅建士 とらの巻 短期決戦型速習テキスト テキスト 533ページ 有り 2,420円

本書は図表によるまとめ本の部類に入り、似たような本としては「スッキリうかる宅建士 30日完成 超最速ナビ」があります。

図表中心ではなく、問題演習やテキストベースで要点整理していきたいなら他のまとめ本もチェックしてみましょう。

「宅建合格塾 完全要点マスター」での学習に限界を感じたら

「宅建合格塾 完全要点マスター」は要点整理本としてかなり優秀で、使い勝手も良く、復習用に最適な1冊です。

ただ、ある程度学習が進んでいる人向けなので、基礎が固まっていないうちに本書を使ってもあまり効果は得られないかと思います。

本書を利用したが思ったように得点が伸びない、直前期の対策に不安を感じているという場合は通信講座の受講もおすすめです。

通信講座なら直前対策も充実しており、本試験前の総まとめを効率的に行えます。

直前期に得点を一気に上げたいなら通信講座も検討してみましょう。

まとめ

「宅建合格塾 完全要点マスター」のポイントは以下の通りです。

・重要項目205を厳選
・図表中心でわかりやすい
・見開き完結で見やすい

本書は数少ない宅建のまとめ本、要点整理本で、重要項目を無駄なく、図表でわかりやすく解説しており、おすすめの1冊です。

手元に補助教材として置いておけば、学習初期から直前期までかなり重宝します。

ぜひ本書を使って宅建合格を勝ち取りましょう。

  • この記事を書いた人

エムツー

行政書士事務所の代表・フリーランスのライター・ブロガーとして活動中 | 不動産業界未経験から宅建に一発で合格 | 本ブログでは宅建の勉強法や教材・講座選びなど役立つ情報を提供していきます | 執筆・相互リンク等のご相談はお気軽にお問い合わせください | ⇒執筆者情報

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