宅建 宅建テキスト 宅建まとめ本 宅建教材

「どこでも宅建士 とらの巻 短期決戦型速習テキスト」徹底レビュー!

本ページにはアフィリエイト広告が含まれています

悩む人
宅建をとらの巻のテキストで勉強しようと思っている。短期合格を目指せるとのことで良さそう。でも実際使った人の感想を聞きたい。

本記事は上記のような疑問を解消していきます。

本記事でわかること

・「どこでも宅建士 とらの巻 短期決戦型速習テキスト」のメリットとデメリット
・「どこでも宅建士 とらの巻 短期決戦型速習テキスト」と他社のテキストとの比較

「どこでも宅建士 とらの巻」は、近年シリーズ化されたばかりの比較的新しい宅建テキストであり、短期間で合格を目指せるような構成となっています。

普段仕事などでかなり忙しい人、本試験まで日数がない人などにとっては1つの選択肢となるテキストと言えます。

ただ、本当に短期合格を目指せるようなテキストなのか疑問に感じる人も少なくないのではないでしょうか。

そこで本記事では、宅建合格済みの筆者が「どこでも宅建士 とらの巻 短期決戦型速習テキスト」について詳しく紹介していきます。

「どこでも宅建士 とらの巻 短期決戦型速習テキスト」とは?

「どこでも宅建士 とらの巻 短期決戦型速習テキスト」の特徴

・豊富な図解とイラストですらすらわかる
・簡潔な解説文でわかりやすい
・【別冊付録】総チェックに最適! 暗記集『とらの子』付き

「どこでも宅建士 とらの巻 短期決戦型速習テキスト」は大手予備校LECが出しており、短期合格を目指す人向けのテキストです。

合格に必要な知識を厳選しており、図解・イラストを中心に簡潔に解説が進められていくため、初学者でも時間をかけずに読み進めることができます。

別冊として、暗記集「とらの子」も付属しており、重要論点をスキマ時間に学習可能。

テキストとしてだけでなく、要点まとめ本としても使えます。

本試験まで時間がない、直前期の復習用教材が欲しい、といった場合におすすめの1冊です。

次章以降にて「どこでも宅建士 とらの巻 短期決戦型速習テキスト」のメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

「どこでも宅建士 とらの巻 短期決戦型速習テキスト」のメリット

図解イラストや相関図で速習できる

本書は図解イラストや相関図を中心に解説が進められています。

近年では、図解イラストが多いテキストは増えてきましたが、それにも増して本書は多いと感じました。

また、事例を用いながら解説していくので、理解不足となる心配はいりません。

なので、完全初学者であっても、専門的な論点に関してきちんとイメージを持ちながら、スムーズに読んでいくことができるはずです。

加えて、各単元には、「とらの巻き」という項目にて覚えるべきポイントが図表などで記載されており、知識の整理や直前期の復習などに使えます。

テキストでありながら、本試験直前のまとめ本・要点整理本としても利用できるでしょう。

重要度・改正マーク・深入り注意の表記

重要度・改正マーク・深入り注意などの表記が随所にあります。

これらの表記により、どこからどこまで学習したらよいのか明確であり、優先度をつけながらメリハリのきいた学習が可能です。

短期合格を目指す場合は重要論点を優先的に学習する必要がありますが、本書では特に得点へつながりやすい項目が一目でわかるようになってるので、迷いなく学習を進めることができるでしょう。

付録「とらの子」でスキマ学習

本書には付録として、要点をまとめた「とらの子」という別冊があります。

合格する上で本当に必要な項目だけをまとめているので、効率的に得点力アップが可能。

薄くて軽いため、外出先へ携帯しやすく、スキマ時間に学習することで、時間を有効活用できるでしょう。

LEC「ウォーク問過去問題集」とリンク

本書は同じLECが出版している「ウォーク問過去問題集」とリンクしており、「ウォーク問」の関連する問題番号が記載されてます。

テキストで学んだ項目を、問題演習を通じてアウトプットしたい場合などにすぐ「ウォーク問過去問題集」の該当箇所を開けます。

テキストと過去問集をスムーズに行ったり来たりできるでしょう。

過去問演習の教材として、「ウォーク問過去問題集」を考えているなら、リンクしている本書はおすすめです。

また、「ウォーク問過去問題集」を使いたいが、同じシリーズの「出る順」テキストは自分に合わなそうという場合などにも、本書を検討してみてはいかがでしょうか。

「出る順宅建士 ウォーク問過去問題集」の口コミ・評判は?徹底レビューしました!

続きを見る

Kindle版もある

本書は紙の単行本だけでなくKindle版としても購入可能です。

スマホなどで電子書籍として読めれば、スキマ時間を利用して手軽に勉強できるというメリットがあります。

また、本書は図表が多めで要点整理本としても活用できますから、電子書籍で流し読みするだけでも学習効果が期待できると思います。

「どこでも宅建士 とらの巻 短期決戦型速習テキスト」のデメリット

情報量は多くない

本書は「短期決戦型速習テキスト」とあるように短期合格を目指すべく、内容を絞っているからか、テキストとしてのボリュームは多くありません。

本書を使って合格したという口コミもアマゾンやTwitterにはありましたので、本書で受からないというわけではないです。

しかし、ボリュームが少ないことで不安になったり、マイナーな論点を取りこぼしたりするというのが嫌という人にとってはあまり適さないかもしれません。

いずれにしても、本書を読んだら過去問集を徹底的にこなすことをおすすめします。

理解不足となるリスクもある

本書は図解イラストや事例解説などがあり、解説自体は決して悪くありませんが、それでも要点を簡潔に説明していく構成なので、人によっては理解がうまくできないリスクもあります。

暗記や詰め込みが得意というのなら問題ないでしょうが、なるべく理解重視で勉強するスタイルの人には合わないかもしれません。

逆に言えば、要点だけを必要最小限の解説でテンポよく学習していきたい人には最適なテキストと言えます。

「どこでも宅建士 とらの巻 短期決戦型速習テキスト」と他のテキストとの比較

「どこでも宅建士 とらの巻 短期決戦型速習テキスト」と他のテキストとを比較すると以下の通りです。

カラータイプ分冊Kindle版ページ数
みんなが欲しかった!宅建士の教科書フルカラー図解イラスト多め可能無し652
わかって合格(うか)る宅建士 基本テキストフルカラーオーソドックス可能無し706
スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト2色刷り図解イラスト多め可能無し828
宅建士 合格のトリセツ 基本テキストフルカラー図解イラスト多め可能有り547
出る順宅建士 合格テキスト2色刷りオーソドックス不可有り1巻:431
2巻:307
3巻:437
ユーキャンの宅建士 きほんの教科書フルカラー図解イラスト多め可能無し744
らくらく宅建塾2色刷り講義調不可無し532
パーフェクト宅建士 基本書2色刷りオーソドックス不可無し659
合格しようぜ! 宅建士 基本テキスト2色刷り講義調不可有り752
どこでも宅建士 とらの巻2色刷り図解イラスト多め不可有り533

本書はページ数が他のテキストと比べてやや少ないということがわかります。

個人的には、本書はテキストとまとめ本の中間くらいの印象です。

重要論点に絞った解説をしているので、読むのに時間がかからず、基礎を短期間で習得できるでしょう。

本試験まで時間的余裕があり、ボリュームに不安があるという人は他のテキストもチェックしてみましょう。

「どこでも宅建士 とらの巻 短期決戦型速習テキスト」での学習に限界を感じたら

本書は短期決戦型速習テキストということで時間がない人には特におすすめの1冊です。

しかし、本書を読んでみたものの、なかなか学習が思ったように進まないという人もいるかと思います。

もし、本試験まで時間がないという場合は通信講座の受講もおすすめです。

通信講座なら講師によるわかりやすい講義を聴けて、ネット環境で時間と場所を選ばず学習できます。

短期合格を目指せるようカリキュラムが作られてますから、無駄なく学習を進めることができるでしょう。

通信講座については下記の記事もぜひ合わせてご覧ください。

まとめ

「どこでも宅建士 とらの巻 短期決戦型速習テキスト」のポイントは以下の通りです。

・図解イラストや相関図多め
・重要度・改正マーク・深入り注意の表記あり
・付録「とらの子」で重要論点を整理しやすい
・「ウォーク問過去問題集」を参照しやすい
・ボリュームは多くない

短期決戦型速習テキストということで、初学者でもわかりやすく、無駄のない解説となっており、効率的に重要論点を網羅しています。

本試験まで勉強時間の捻出が難しそうという人は検討してみる価値のある1冊だと思います。

ぜひ本書を使って宅建合格を勝ち取りましょう。

  • この記事を書いた人

エムツー

行政書士事務所の代表・フリーランスのライター・ブロガーとして活動中 | 不動産業界未経験から宅建に一発で合格 | 本ブログでは宅建の勉強法や教材・講座選びなど役立つ情報を提供していきます | 執筆・相互リンク等のご相談はお気軽にお問い合わせください ※本サイトはPRを含みます | ⇒執筆者情報

-宅建, 宅建テキスト, 宅建まとめ本, 宅建教材