「宅建の学習を始めたいが合格に必要な勉強時間はどれくらいかかるの?」
「なるべく少ない勉強時間で宅建に合格したい」
宅建の勉強を始めるにあたって勉強時間の捻出は誰しもネックになるのではないでしょうか。特に働きながら勉強する場合、毎日勉強するのは大変ですよね。
なるべく効率的な勉強で合格できる実力を身につけたいところです。
そこで本記事では、宅建合格に必要な勉強時間を説明するとともに、効率的に勉強する方法について紹介していきます。
宅建合格に必要な勉強時間
本章では、宅建合格に必要な勉強時間について説明していきます。
必要な勉強時間は人それぞれであり、一概には言えませんので、ケース別に勉強時間を検討していきたいと思います。
勉強時間の平均・目安は300時間~400時間
宅建合格に必要な勉強時間の平均・目安は300時間~400時間程度です。
独学で合格された方たちの実際の勉強時間に関するアンケート等を見てみると、宅建の合格に必要な勉強時間は、一般的に、300時間から400時間くらいと言われています。
合格された方たちが勉強を開始する時期として最も多いのが4月頃です。
参考:アガルート「宅建に独学で合格するのに必要な勉強時間は?科目や時期に応じた配分も解説」
宅建合格に必要な時間は、従来、300時間程度といわれてきましたが、コロナ禍でテレワークが多くなり、受験生のレベルが上がった現在では、独学者は400時間以上の学習時間を確保すべきだと考えます。実際、予備校の昨年の私のクラスの受講生も、合格した人は、猛烈に勉強していました????????ガンバッテ
— 保坂つとむの宅建合格塾 (@hosaka_takken) May 20, 2021
これから宅建の勉強を始めようとする人は上記の勉強時間を確保できるような勉強計画を立てましょう。
期間としては3ヵ月から半年程度は必要です。平日・週末それぞれでどれくらい勉強時間を捻出できるか計算したうえで、何ヵ月前から勉強を始めるか決めましょう。
働きながらだと平日に勉強することは大変ですが、継続して勉強していくほうが学習効果は高いので、学習を習慣的に行っていくことが大事です。
最短の勉強時間は100時間~200時間?
宅建に関する口コミを見ると、早い人だと100時間~200時間程度で合格したというケースもあります。
ますみさんの資格の方が遥かにすごいっす!
宅建は試験日1週間前から勉強始めたんですが、
ミスドにトータル100時間強引きこもって
過去問丸暗記で一発合格できましたw実務ではカケラほども役に立ちませんでしたよ????
— ミヤザキ@Web制作×エンド営業 (@szaki0304) May 20, 2021
本当にその程度の勉強時間で受かったのか確かめようはないですが、前提知識があったり、効率よく勉強できたりすれば、不可能ではないかもしれません。
とりあえず過去問解いて100時間勉強して挑んだ宅建。
1点足りず撃沈の予感。
来年は社労士or中小企業診断士受けよ!#資格試験 #宅建— ゆうたろう (@BetterLifeBe) October 19, 2020
みなさんおはようございます( *´︶`*)
昨日は宅建試験受けてきました。
自己採点して32点でした????
勉強1ヶ月(100時間未満)でこれだけ点数取れたから来年絶対受かってやるう( ˃ ⌑ ˂ഃ )
民法の鬼になってやるうあと問題文の「けだし」をただしの間違えと思ってた。
実際にある言葉なのねꉂ(ˊᗜˋ*) pic.twitter.com/r3sFvlgIRm— ❤︎.*みかぇる♡*. ゚ (@rnkn_murasaki) October 20, 2019
落ちてしまった方の口コミを見ても、結構いい勝負となっていたケースが見受けられました。100時間~200時間程度でも、合格ライン近くには行けなくはないと言えそうです。
「本年度の宅建試験まで100時間~200時間程度しか勉強時間を捻出できないからどうしよう」という人でも、あきらめず勉強を始めてみることをおすすめします。
ただ、100時間~200時間という勉強時間は平均よりも明らかに少ないです。100時間~200時間でも簡単に受かるとは思わず、できるだけ余裕を持った勉強時間を確保したうえで本試験に臨むようにしましょう。
初学者・独学はより勉強時間がかかる可能性もある
300時間~400時間程度の勉強時間が必要というのはあくまで最低ラインで、500時間以上勉強して合格するケースも少なくありません。
特に初学者や独学者は、いろいろと試行錯誤しながら勉強していくので、その分勉強時間も増えていく傾向にあります。
資格試験の勉強に慣れていないという人は400時間以上、半年よりも前から勉強を始めたほうがいいと思います。そのほうが途中で軌道修正しやすいからです。
宅建試験全般の情報や勉強法については下記の記事をご覧ください。
不動産業界経験者・他資格受験生・法学部出身者は有利?
不動産業界経験者・他資格受験生・法学部出身者は、ある程度前提知識がありますので、宅建の学習内容もスムーズに入ってきます。
試験慣れしていれば、毎日どれくらい勉強すればいいのかわかりますし、生活の中に学習が習慣化されてて、着実に合格に必要な知識を身につけていけます。
宅建を最短の勉強時間で合格するには?
宅建を最短の勉強時間で合格するために大事なポイントについて説明していきます。
過去問中心の勉強をする
宅建試験は過去問からの出題が非常に多いので、過去問中心の勉強をするだけでも、合格にかなり近づくことができます。
学習初期はテキスト中心に理解を深める勉強でいいですが、テキストを数周して、ある程度インプットできたらすぐに過去問へ取りかかっていいと思います。
そうすることでどこが重要論点で、本試験にてどう問われるかがわかり、学習のメリハリがつくはずです。
本試験までに過去問は9割以上解けるようにしましょう。
宅建のおすすめ過去問8選を紹介!比較レビューしました!【2023年最新】
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宅建通信講座の受講を検討する
独学の場合、教材選びや勉強法などの試行錯誤で余計に勉強時間がかかってしまう可能性があります。
また、苦手な科目や論点の克服も難航してしまうことも少なくありません。
独学では厳しく、なるべく勉強時間を少なくしたいなら宅建通信講座の受講をおすすめします。
近年では、5万以下の宅建通信講座も増えてますので、コスパよく合格に必要な知識を得ることができます。
宅建通信講座については下記の記事にてまとめてますので、ぜひ併せてご覧ください。
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安い宅建通信講座おすすめランキング6選!徹底比較しました!【2023年最新】
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まとめ
宅建の学習は、合格に必要な勉強時間を把握したうえで学習計画を立てることが大事です。
一般的には、300時間から400時間ほど必要ですが、初学者はもっとかかる可能性もあります。直前期になって「思っていたより勉強時間がかかってしまいそう」ということにならないよう余裕を持った学習期間を設定しましょう。
加えて、独学だと勉強時間が余計にかかることが少なくありません。独学では難しそうだなと思った場合は、早めに通信講座の受講を検討するようにしましょう。
※これから宅建の勉強を始めるという人は下記の記事もご覧ください。
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宅建に合格するための完全ロードマップを徹底解説!【初学者向け】
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