新しい年度となり、宅建の市販テキストが出版され、その購入に悩んでいるという人は少なくないのではないでしょうか。
1年くらいの年度落ちなら大きな違いはなさそうですし、わざわざ買い替えるのもお金がかかって経済的な負担を感じてしまいますよね。
年度落ちのテキストでも受からないというわけではないですが、法改正など、考慮すべき点もあります。
本記事では、宅建合格済みの筆者が、宅建テキストの買い替えについて、その是非や注意点などを説明していきます。
宅建のテキストは買い替えるべき?
【結論】テキストは買い替えるべき
宅建テキストは、最新の法改正情報、試験傾向に対応するべく、極力買い替えるようにしたいところです。
法改正情報は試験に狙われやすく、法改正関連の論点が多く出題されるわけではないですが、1点、2点を争う宅建士試験においては重要な論点です。
特に合格するかしないかのライン上にいるようなレベルの受験生にとっては、その法改正情報を押さえておくかどうかで合否を決めかねないとも言えます。
また、最新のテキストへ買い替えることにより、最新の試験傾向、出題論点が反映された内容で勉強できます。
合格可能性を少しでも高めるためにも、テキストは最新のものへ買い替えるようにしましょう。
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買い替えないなら法改正情報はしっかりチェック
そうはいっても様々な理由で宅建テキストを買い替えるのが難しいケースもあるかと思います。
その場合は、最低限、法改正情報を自力で調べることを忘れないようにしましょう。
注意点として、ネットで検索すると、様々なサイトがヒットしますが、必ずしもそれが正しい内容とは限りません。
また、内容は正しいが、全ての法改正情報を網羅してないケースも考えられます。
間違った内容で覚えず、全ての法改正情報をアップデートしていくためにも、法改正情報を出しているサイトの運営元をチェックする、1つのサイトだけでなく複数のサイトで調べる、といったことを意識してみてください。
年度落ちのテキストで勉強するとしても前年度までにしたい
年度落ちのテキストで勉強するとしても、法改正情報を調べやすい前年度のテキストまでにしたいところです。
それ以前だと、ネット上に情報が残ってない可能性が高くなり、調べるだけでかなりの労力がかかって消耗してしまいます。
また、極端な例ではありますが、2020年の民法大改正のように、大幅な法律改正があると、現在の法律との内容とを1つ1つチェックするのがかなり大変ですし、法律初学者だと無理筋です。
なので、あまりに昔のテキストを使うのはやめておいたほうがよいでしょう。
宅建のテキストは買い替えずに法改正情報を調べる方法
予備校の公式サイト
予備校でアップされている法改正情報は、専任の講師の下、宅建対策講座を提供していることもあり、その内容は運営元が不明なサイトよりも信頼できます。
しかし、法改正情報を閲覧できるのは、市販の教材を買った人や講座を受講した人などに限定していることが多いです。
ここでは無料で法改正情報をアップしている予備校の公式サイトを紹介していきます。
スタケンBLOG
スタケンは1万円台から宅建講座を提供している格安オンラインスクールで、公式ブログとしてスタケンBLOGがあり、そこで法改正情報がアップされてます。
単に改正した点を載せているだけでなく、注意ポイントも解説されていて、わかりやすく、試験対策もしやすいなと思いました。
⇒スタケンBLOG:【2022年最新版】令和4年度宅建試験「法改正ポイント」まとめ
有名講師のYoutube動画
日建学院で講師をし、みやざき塾も開講しているみやざき講師のYoutube動画も法改正対策としておすすめです。
ベテラン講師が直接解説しているということで内容は信頼できますし、解説のうまさも定評があり、理解がより進みます。
統計情報に関しても解説してくれてますので、そちらも合わせて視聴しておくことをおすすめします。
宅建の市販テキストを買い替えること自体に迷っている場合
そもそも宅建の市販テキストを買い替えたところで学習を進めていく自信がないという場合は、宅建通信講座の受講をおすすめします。
通信講座なら最新の法改正情報や統計情報などをより詳しく解説してくれるため、独学するよりもそれらを得点源にできます。
通信講座を受けることでより理解が進み、適切なアウトプットを通じて得点力の向上が期待できるでしょう。
不合格となってしまい、独学では限界を感じているという方は、通信講座の受講を検討してみることをおすすめします。
※宅建の入門講座、中上級(学習経験者向け)講座については下記の記事をご覧ください。
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まとめ
今回は宅建テキストの買い替えについて紹介させていただきました。
1点、2点の失点が命取りとなりがちな宅建試験にあっては、法改正情報を正確にチェックし、理解することは必須と言ってよいでしょう。
市販の教材も安くはないですが、教材の費用を惜しみ、不合格となることは避けたいところです。
最新のテキストを買って、宅建合格を勝ち取りましょう。
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