宅建勉強法

宅建は独学でも無理じゃない!学習上のポイントと勉強計画を徹底解説!

「宅建を独学で一発合格したいがどんな勉強をすればいい?」

「そもそも宅建は独学で合格できる試験?」

宅建試験を独学で突破しようと考えている人は多いのではないでしょうか。市販の教材も充実しているので独学できなくはないです。

しかし、宅建試験は難関資格ですから勉強の仕方によっては受からず、複数回受験してしまう可能性もあります。適切な勉強法と勉強計画を確立し、自分に合ったテキスト・問題集を選ぶことが大事です。

そこでこの記事では、宅建試験を独学で突破するためのポイントや学習計画、教材選びなどについて詳しく説明していきます。最後まで読めば宅建試験の全体像が見えてくるはずです。

宅建を独学で合格するうえで大事なポイント

無駄のない勉強計画を立てる

無計画に独学をしていても宅建に合格できる実力はつきません。

だらだら勉強することはもちろん、無計画にテキストを読んだり、問題集を解いたりしていくことは駄目です。

最初の1ヶ月はテキストの熟読、次の月は過去問演習、最後は模試などを解く、といったように学習を計画的に進めましょう。

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宅建の難易度・合格率をしっかり把握する

宅建は合格率が10%台という難関資格です。

合格点も31点の時もあれば、37点の時もあり、何点取れば安心とは言えなくなってきました。

参考:TAC「宅建の合格率は?出題範囲や難易度を解説!」

相対試験ですから他の優秀な受験に勝たなければならないということを認識しましょう。

本試験の内容も過去問を見てもらえばわかりますが、過去問の焼き直しが多いものの、結構いじわるなひっかけが多く、生半可な理解だと失点してしまう問題が少なくないです。

テキストを何回か読んでいれば合格ラインに乗るというような甘い試験でないことを把握しましょう。

ちなみに某匿名掲示板によると宅建の偏差値は「52」だそうです。数字だけ見るとあまり高くない感じですが、同じ偏差値の資格はTOEIC700、基本情報、 社会福祉士などがあり、やはり簡単には受からない資格であることがわかると思います。

その他よく比較されるFP2級は「48」、日商簿記2級は「50」、行政書士は「59」と評価されてます。もちろん、人によっては納得いかないものもあるでしょうが、大きくは外れてないでしょう。

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テキストや問題集は決めたものを最後まで使い続ける

買った教材で本当に受かるのか心配になったり、自分に合わないなと思ったりする時があります。

学習の過程で教材を何回も変えていると、学習効果も薄れていきます。

ですので、最初の段階でしっかりテキストや問題集を比較検討して、買ったものを最後まで浮気せずに使い続けましょう。

実力のチェックを怠らない

前述の通り、テキスト読んだくらいでは問題解けるようにはなりませんから、学習の進捗に応じて、市販の模試でもいいので実力をチェックを随時行っていきましょう。

そうすれば自分の弱点がわかるので、テキストに戻って復習がしやすくなります。

十分な勉強時間を捻出する

一般的には宅建合格に必要な勉強時間は300〜400時間ほど必要と言われています。まずはこの時間を日々の生活から捻出できるのかを考えないといけないでしょう。

行政書士試験や司法書士試験を経験した人なら、民法分野はすでに合格レベルなので、その分勉強時間は少なくてすみます。

また、FP2級に合格している人も、宅建試験のほうが問われる知識が広く深いですが、、相続や不動産の法令、税金問題について下地があると言えるでしょう。

ネットだと宅建は2週間で受かるとか、簡単な試験であるという声もありますが、信じないようにしてください。業界経験者や他の難関資格合格者であれば、短期合格も不可能ではありませんが、そうでないなら現実的ではないです。

完全初学者で独学なら半年以上前から勉強に取りかかるようにしましょう。

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宅建を独学で進める場合の勉強計画

具体的に勉強計画を見ていきましょう。

テキストを読む

まずテキストを数周します。最初はわからないところがあっても、どんどん読み進めましょう。

余裕が出てきたらテキストの確認問題を解いたり、同時進行で過去問でどのように問われているかチェックできればベターです。

テキストだけだとアウトプットがしにくいので、ある程度全体像がつかめたら問題集を解く段階に移行しましょう。

過去問演習

次に過去問を解いていきます。

独学で宅建を合格する鍵は過去問に早く取り掛かり、とにかく繰り返して完璧にすることです。宅建は過去問の焼き直しの割合が多いので、過去問をしっかりやれば合格できます。

最初はわからないでしょうがどんどん進みましょう。何周かすれば、「この問題見たことあるな」、「確か答えは◯だったな」となっていきます。

個人的な経験では、3、4回程度回せば6割~7割程度は答えを導き出せる感触ができてきます。最終的には、最低でも7回以上は繰り返したほうがいいです。

試験前までには、問題の答えだけでなく、その理由づけや周辺知識も答えられれば、余裕をもって合格できるレベルです。

最終的には90%以上は答えを理解した上で正答できるようになりましょう。

模試を解いてみる

過去問が仕上がったら模試を解きます。

市販本でも予備校の直前模試でもよいです。

試験時間は2時間であり、最初のほうは時間に余裕がないでしょうから、時間内に解けるか確認することが大事です。

模試では点数は気にせず、基礎問題が不正解となっていないかチェックしましょう。

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宅建を独学で合格するための教材選び

宅建に独学で合格するためにはテキストと問題集選びも大事です。

予備校の講座を受講している場合、予備校の教材をそのまま使いましょう。

ここでは、独学の人や、予備校を受講しているが教材がしっくりこないという人向けにおすすめのテキストと問題集(過去問集)を紹介していきます。

テキスト

基本的にテキストは個人の好みでよいと考えています。どのテキストも多かれ少なかれ網羅性はありますので、情報量は大差ないです。

いずれにせよ、自分にとって説明がしっくりくる、事例や図がわかりやすいといったように好みに合うものであれば、問題ないでしょう。

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問題集(過去問集)

過去問集も以前は10年分くらいがスタンダードでしたが、近年は12年分のものが増えてきました。それだけ宅建試験も競争が激しくなってきたのでしょう。

他の受験生と差をつける意味でも過去問集はしっかりこなす必要がありますし、独学で合格するにはボリューム的にも12年分の過去問でないときびしいです。

過去問集も基本的には好みでいいと思いますが、テキストと同じシリーズだと、過去問集にてテキストの参照するところなどを記載しているので、テキストと過去問集を往復しやすいというメリットがあります。

おすすめの過去問集に関しては下記の記事にてまとめてますので、ぜひ併せてご覧ください。

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まとめ本・要点整理本

宅建の勉強をしていると制度間で似たような数字や要件があって、混同してしまうということがあります。

テキスト等で解消されればよいのですが、なかなかテキストの図や表だけでは整理がつかない場合に、まとめ本が有効です。

独学だと暗記作業や知識の整理が難しい場合があります。そんな時は、まとめ本・要点整理本で効率よく知識の整理と復習するのをおすすめします。

初心者はもちろん、すでに勉強が進んでいる人、直前期の復習等にも威力を発揮するでしょう。

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一問一答問題集

独学の学習初期では、いきなり過去問をこなすのはきびしいという場合があります。そんな人はテキストを読んだ後に一問一答問題集をやるのもおすすめです。

一問一答問題集は、問題文が短くて簡単なので、重要論点のチェックや復習がしやすいです。

過去問集を解くのはまだ早いなと感じるなら、まずは一問一答問題集でアウトプットしてみましょう。

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通信講座と独学どちらを選ぶべき?

通信講座と独学どちらでいくか悩んでいる人は多いのではないでしょうか?

「通信講座に行きたいがお金がない」、「独学でいくつもりだが本当に受かるのか心配だ」といったように悩む理由は人さまざまかと思います。

この章では通信講座と独学どちらを選ぶべきかを見ていきます。

通信講座の講座をとったほうがよい人とは?

宅建は独学でも受かりますが、合格率は10%後半と難関資格であり、簡単でないことは事実です。

主に以下のような人は通信講座の利用を検討したほうがよいと思います。

・宅建の勉強が苦手で丁寧な説明を聞きたい
・わからない部分が多く質問をたくさんしたい
・仕事やプライベートが忙しくスキマ時間を利用したい
・一人で勉強する習慣がなく、強制的に勉強するようにしたい

大手予備校は10万前後かかるけど、独学なら数万だから独学のほうがいいのでは?と思っていませんか?

しかし、後述するように宅建の通信講座では安いところだと2万程度から受講できます。

宅建試験は年に1回なので、受かるまで何回も受けるのは時間がもったいないです。

間違った勉強方法で何回も受験することになると、勉強時間が300〜400時間の予定のはずが、1000時間にも達してしまうことになりかねませんので、勉強を始める前にしっかり考えたほうがよいでしょう。

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独学でもよい人とは?

逆に独学でもよいのは、上述の不安要素に当てはまらない人などでしょう。

また、すでに他の難関資格(行政書士、司法書士など)の受験経験があり、合格レベルの人は勉強の仕方を知っていますから独学でも合格レベルに達するはずです。

とはいえ宅建には宅建の難しさがありますので、直前対策講座や模試等は受けておいたほうが安心できるでしょう。

まとめ

ここまで宅建試験の全体的な勉強法について見てきましたがいかがでしたでしょうか。

一つ一つの科目に優先順位をつけて、しっかり目標点数に達するための勉強をしていくことが大事です。特に宅建業法は9割程度安定して得点できるくらいに仕上げておきましょう。

独学で過去問中心の勉強をするとなると、理解がよくできない分野が多くなり、丸暗記に頼ってしまいがちです。

思うように暗記や理解ができなくて得点も伸びない可能性もあるので、学習に行き詰まったら宅建の通信講座受講も検討しましょう。

  • この記事を書いた人

エムツー

行政書士事務所の代表・フリーランスのライター・ブロガーとして活動中 | 不動産業界未経験から宅建に一発で合格 | 本ブログでは宅建の勉強法や教材・講座選びなど役立つ情報を提供していきます | 執筆・相互リンク等のご相談はお気軽にお問い合わせください | ⇒執筆者情報

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