
本記事では上記のような疑問を解消していきます。
本記事でわかること
・LEC宅建講座と他社との受講料比較
・LEC宅建講座に対するリアルな評判と口コミ
・LEC宅建講座の主なコースの紹介
・LEC宅建講座のメリットやデメリット
LECは大手予備校として有名であり、長年の信頼と実績からLECを選ぼうという人は少なくないのではないでしょうか。
実際、合格率も高いのでおすすめの講座の1つです。
ただ、受講料は高く、近年増えてきた格安通信講座もLECと比べて遜色なくなってます。
LECを有力な選択肢としつつも、他社の講座もチェックしたほうが自分にとって最適な講座を選べるでしょう。
そこで本記事では、宅建合格済みの筆者が、LEC宅建講座を他社と比較しつつ、そのメリットやデメリットについて詳しくレビューしていきます。
目次
LEC宅建講座と他社との受講料比較
LEC宅建講座と他社とを受講料で比較すると以下の通りです。
受講料・提供コース | |
スタディング![]() |
14,960円(宅建士合格コースミニマム) 19,800円(宅建士合格コーススタンダード) 23,430円(宅建士合格コースコンプリート) |
スタケン![]() |
16,280円 |
アガルート![]() |
32,780円(入門総合カリキュラム:テキスト無しコース) 54,780円(入門総合カリキュラム:テキスト有りコース) |
キャリカレ![]() |
49,600円 ⇒36,100円(12/19まで割引中) |
クレアール![]() |
59,800円(完全合格パーフェクトコース) ⇒42,458円(12月割引価格) |
フォーサイト![]() |
47,800円(基礎講座) 59,800円(基礎講座+過去問講座) 64,800円(基礎講座+過去問講座+直前対策講座) 69,800円(基礎講座+過去問講座+直前対策講座+科目別答練講座+過去問 一問一答演習) |
ユーキャン | 63,680円 |
日建学院 | 110,000 円(重点Webコース) |
LEC![]() |
126,500円(パーフェクト合格フルコース) ⇒101,200円(12月末まで割引) 154,000円(プレミアム合格フルコース) ⇒123,200円(12月末まで割引) |
資格の大原 | 156,800円(宅建士合格コース・入門パック:Web通信) ⇒146,800円(2023/1/31まで割引中) |
TAC | 198,000円(総合本科生SPlus) |
上記の通り、LECが10万円台に対し、通信講座だと5万円以下のも増えてきてます。
合格率についても、アガルートは43.7%、フォーサイトに至っては82.0%と、LECだけが突出して合格率が高いというわけでもありません。
ただ、LECは通学できて、直接質問やサポートを受けれたり、自習室を利用できたりなど、通信講座にはない強みもあります。
講座を取るにあたっては、ただ有名なLECだからという理由だけで決めず、本当に自分にとって必要な要素は何なのかを考えた上で受講を決めましょう。
LEC以外の宅建講座については下記の記事もぜひ合わせてご覧ください。
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LEC宅建講座に対するリアルな評判と口コミ
LEC宅建講座に対するリアルな評判と口コミをまとめてみました。
宅建お金かかってもいいから絶対に一発合格したいという人は、LECの水野先生の講義がおすすめです。
独学より確かな知識がついて、長期的にはお得だとおもいます。
法律系は解釈を勘違いして覚えたりすることがあるので、教えてもらうのが手っ取り早いです。— キュリケイション@法政通信商 (@CuriCation) April 23, 2022
宅建独学組は水野先生の講義を聞くのオススメ
めちゃくちゃ理解できる
噛み砕いて説明してくれるし独特の毒舌でわかりやすいし記憶に残る【LEC宅建士】令和3年度 宅建士試験(10月)本試験解説会 https://t.co/RE7fZPLMXi @YouTubeより
— alberoalto (@alberoalto1) December 10, 2021
宅建、無事に合格していました。
いろいろな方々にお世話になりましたが、自分の理解が進んだのはLECの水野先生のおかげです。楽しくて分かりやすくて実務の話を交えながらの授業なので、具体的なイメージを持ちながら勉強することができました。
本当にありがとうございました。— ゆらりんこ (@en_ww) December 2, 2020
水野 健 LEC専任講師
とても私には分かりやすかった。無事に宅建士になれたのは、水野先生と、一緒に勉強頑張った旦那様のおかげです。— 仲介手数料相談所 (@AgpJz) December 10, 2021
LECは大手予備校ということもあって、LECを利用している人は多く見受けられました。
その中でも水野講師に関しての口コミが特に多くあり、そのわかりやすい講義は好評のようです。
講師の質や相性を重視している人はぜひチェックしてみてください。
LEC宅建講座の主なコース(受講料・カリキュラム)
プレミアム合格フルコース
講座名 | プレミアム合格フルコース |
受講料 | 154,000円 |
講座概要 | 知識を理解するためのインプット講座 知識を定着させるアウトプット講座 全36回 弱点を発見・補強するための模試と直前講座 全14回 |
「プレミアム合格フルコース(78回)」は基礎から万全を目指した完全初学者向けのコース。
基礎から過去問演習、模試、直前対策まで漏れがなく、体系的にカリキュラムが組まれているため、宅建が始めてという人でも着実に実力が身に付くはずです。
上記の通り、インプット講義に34回、アウトプット講義でも36回あり、指導経験豊富な講師による講義で、合格に必要な論点についてより理解を深めることができます。
割安な通信講座も増えてきてますが、講義があるのはインプット講義だけだったりする中、LECではアウトプット講義にも十分なカリキュラムを割いているのは大きな強みです。
直前対策も、総まとめや予想問題、模試など計14回あるなど、別途直前対策講座を取る必要がありません。
本講座1つ取れば他は何もいらないという安心感を得つつ、本試験を迎えることができるでしょう。
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パーフェクト合格フルコース
講座名 | パーフェクト合格フルコース |
受講料 | 126,500円 |
講座概要 | 知識のインプット講座 全34回 知識の定着度チェックするアウトプット講座 全24回 弱点を発見するための模試 全6回 |
「パーフェクト合格フルコース(58回)」は「プレミアム合格フルコース(78回)」をベースにし、カリキュラムを絞り、短期間での合格を目指せるコースです。
インプット講義のボリュームは同じですが、「プレミアム合格フルコース」から総まとめの講義と、直前対策のカリキュラムが除かれてます。
それでも全58回のボリュームはかなり多いので、十分な対策が可能です。
「プレミアム合格フルコース」では量が多すぎて消化不良にならないか心配している、受講料が高いといった方は、「パーフェクト合格フルコース」を検討してみましょう。
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直前対策講座
講座名 | 受講料 | 講座概要 |
弱点補強パック | 57,000円 | 直前期の学習ペースメーカー・総まとめ |
追い込み逆転パック | 42,000円 | 弱点を把握しながら3つの直前講座で弱点克服 |
直前3兄弟パック | 29,000円 | 知識の総仕上げ・直前期の得点力アップに、短期集中・効率よく学習できる3つの講座をパック |
ある程度学習が進んでいる人向けには上記の通り3種類の直前対策講座もあります。
講座を取りたいがインプット講義から取る必要はない、最後の総仕上げだけしたい、独学だけでは不安だ、といった人は直前対策講座もチェックしてみましょう。
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LEC宅建講座のメリット
長年の信頼と実績がある
LECは何と言っても数十年にもわたって多くの合格者を出してきており、指導のノウハウや本試験の分析などの蓄積があるという強みがあります。
実際、LECを利用している人は多いですし、提供される教材やカリキュラムをこなしていけば合格できるという安心感が得られます。
合格率が高い
LEC宅建講座の合格率は71.3%(2021年度)であり、全国平均より約4倍も高い実績を誇ります。
LECのカリキュラムについていけば着実に合格ラインに近づけるということの表れではないでしょうか。
合格率自体を公表してないスクールも多い中、LECは講座の内容に自信があるということなのかもしれません。
ただし、この合格率は、一定のコースを受講し、「全国公開模試を全て受験された方のうち、模試正答率60%以上の方を集計したもの」という一定条件があります。
つまり、分母は全ての受講生でなく、ある程度学習が進んでいて、模試でも一定の成績を収めた人のみを対象としているわけです。
なので、公表されている合格率はあくまで参考としたほうがよいでしょう。
LECを受講したからといって合格可能性が一気に上がると思わないことです。
校舎で勉強できる
大手予備校であるLECの強みとして、全国に校舎があり、そこで勉強ができるという点があります。
校舎に行けば、様々なサポートを直接対面で受けたり、自習室で勉強できたりします。
これらは通信講座では得られないメリットです。
特に自習室の利用は、自宅では勉強が難しい人にとって利用価値が高く、落ち着いた環境で集中した学習が可能となります。
一人だと集中できず、人が周りにいないとモチベーションを保てないという人にとっても、自習室利用の効果は高いものとなるでしょう。
LEC宅建講座のデメリット
受講料が高い
LEC宅建講座の主要なコースはどれも10万円台であり、1万円台から5万円台が増えてきた通信講座と比べるとやはり割高感は禁じえません。
もちろん、LECの教材・カリキュラムは信頼できますし、合格率も高く、校舎へ通学できるなどメリットは大きいです。
しかし、通勤講座も合格率は決して低くはないので、宅建に受かるという目的だけなら、必ずしもLECでなければならないという理由もありません。
LECの講座を考えていたが、受講料が高いと感じたら、格安通信講座も合わせて検討してみることをおすすめします。
通学が合わない人もいる
LECの通学講座だと基本的には校舎へ行き、受講するというスタイルとなるため、仕事などで忙しいとカリキュラム通りに進まない可能性があります。
指定の日時に受けれないとしても、Webで受けたり、代替の授業に出席したりできるでしょうが、そこまでして通学にする必要はあるのか?と個人的には思います。
また、通学するために移動するので、人によってはかなりの時間を取られてしまうというのも痛いです。
オンライン学習という点では、LEC以外のオンラインスクールのほうが優れているケースもあります。
例えば、スタディングは全ての教材・カリキュラムをオンラインで見れます。
そもそも通学講座にする必要がない、忙しくてもオンラインでしっかり学習したい、といった人は、LECだけでなく、他社の通信講座と合わせて検討したほうがよいでしょう。
まとめ
今回はLEC宅建講座を中心に紹介させていただきました。
本記事のポイントは以下の通り。
・充実したカリキュラム
・合格率は公表してて高い
・校舎で学習できる
・受講料は通信講座より高い
・Web学習環境はやや弱い
LECの講座は教材・カリキュラムをしっかり消化すれば合格へ着実に近づけるという安心感を得られます。
ただ、受講料は高く、オンライン学習環境は十分とは言えません。
お金と通学できる時間に余裕があるならLECはおすすめですが、そうでないなら他社の格安通信講座もチェックしてみることをおすすめします。
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