「宅建資格で可能な副業を知りたい」
「宅建資格を何かに活かしたい」
宅建を取得した後は副業でもしたいと考えている人は少なくないのではないでしょうか。
宅建合格後は全員が不動産業界への転職を目指すわけではなく、資格を取ったものの、有効活用できてない人も多いと思います。
そこで本記事では、宅建資格で可能な副業にはどんな仕事があるのかについて詳しく紹介していきます。
目次
宅建資格で可能な副業
本章にて、宅建資格で可能な副業を紹介していきます。
重要事項説明
不動産取引の時に行う重要事項説明に特化したアルバイト・パートの求人は結構あります。
重要事項説明は、宅建の勉強をされた方ならご存知と思いますが、宅地建物取引業法35条の規定により、宅建士として登録された者でなければできません。
そうした制約もあり、重要事項説明ができる宅建有資格者の需要は根強いです。
また、近年では、IT重説をおこなう不動産屋も増えてきており、在宅で重要事項説明をする業務の求人も出てきてます。在宅で働きたいという人にもおすすめの副業といえます。
IT重説とは、テレビ会議などのITを活用して行う、賃貸借契約における重要事項説明。従来は宅地建物取引士自らが対面で説明を行わなければならないことになっていたが、2017年10月1日から運用を開始。パソコンやテレビなどの端末を利用して、対面と同様に説明や質疑応答が行える双方向性のある環境であれば、自宅などにいながら、重要事項説明を受けられるようになった。
参考:SUUMO
週5のフルタイムでなく、週2~3日や短時間での勤務の求人もあります。Indeed(インディード)などの求人サイトをチェックしてみてください。
不動産関連の事務
重要事項説明業務以外にも、不動産会社にて事務作業を広く任されるような求人もあります。
各種書類作成や電話対応、家賃等の入金管理などさまざまな事務作業を担当します。会社によっては、宅建士として重要事項説明をすることもあるでしょう。
重要事項説明業務がなく事務作業だけなら、宅建士登録は必要ないですが、会社によるかもしれません。
また、事務作業が中心なのでパソコンの操作に慣れている必要があります。
【番外編】Webライター
不動産業務とは直接関係はありますが、宅建資格を活かして不動産関連のWebライターで副業をするのもおすすめです。
Webライターとはメディアを運営しているクライアントの依頼で記事を執筆する仕事です。
Webライターの報酬は文字単価で計算されることが多く、例えば文字単価1円の場合は、3,000文字で3,000円の報酬になります。
月5万から10万は十分狙えます。
在宅で仕事ができるため、働きながら副業をしやすいです。
主にクラウドソーシングサイト(クラウドワークス・ランサーズなど)でWebライター案件をたくさん探すことができます。
⇒関連記事:エムツーブログ「Webライターの始め方を完全未経験向けに全解説!【簡単4ステップ】」
宅建で副業をするには?
業務によっては宅建士登録が必要
重要事項説明のように宅建士登録が必要となる仕事もあります。
・宅地建物取引業における2年以上の実務経験
・国土交通大臣の登録を受けた、宅地または建物の取引に関する実務の講習を修了
つまり、2年以上の実務経験がなければ、法定の講習を受けなければなりません。
宅建の資格があるだけでは副業できないケースがあるので注意しましょう。
宅建士登録の手続き
宅建士登録をするうえで実務経験が足りない場合は登録実務講習を受講します。
登録実務講習は一般的に以下のような流れで受講していきます。
・通信講座(約1か月)
・スクーリング(1~2日間)
・修了試験(スクーリング後に実施、1時間ほど)
受講費用としては、研修機関によってさまざまです。大手予備校だと2万円ほどのところが多く、それ以外で安いところでは1万円台もあります。
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まとめ
今回は宅建の副業に関して紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
記事をまとめると以下の通りです。
・重要事項説明業務のバイト・パート求人は多い
・その他宅建事務の求人も少なくない
・Webライターという在宅ワークもある
・重要事項説明業務をするなら宅建士登録が必要
・実務経験なしに宅建士登録するなら登録実務講習の受講が必要
不動産会社の正社員や営業マンになる以外にも、宅建資格を活かせる仕事はいろいろとあることがわかりました。
宅建を取得したけど活かせてないという人はできそうな副業から始めてみましょう。
※当ブログでは宅建に関して役立つ記事を多く載せてますので他の記事も併せてご覧ください。
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